2014.02.17pickup01

道路の青いライン 何?

実はサイクリングコース

府が2カ年事業で整備

道路の青い線

サイクリング用のコースを示し、交通安全の注意を促す青いライン(大島町で)

 市内の府道福知山綾部線で先週から、車道脇の白線に並行して青色のラインが順次引かれている。これは府が計画する「サイクリングロード」(約100㌔)の整備の一環。市内では今年度、高津町から西町2丁目までの府道と、西町2丁目から青野町のグンゼ前までの市道で、道路両脇に青いラインが引かれる予定。

 全国の自転車愛好家に中丹3市を訪れてもらい、サイクリングを安心して楽しんでもらうことを目的に、府は今年度から2カ年事業で、「サイクリングコース」を整備する。

 コース名は「~京都由良川回廊~京都『ゆラリー』サイクリングロード」。コースは中丹3市の「海の京都戦略拠点」などを結ぶ約100㌔。コースを明示する青いラインや距離表示、案内板などを順次設置する。全体の総事業費は2カ年で1億5千万円程度になる見込み。

 うち今年度に実施するのは、重点区域に指定されている「福知山城―あやべグンゼスクエア間」を含む約50㌔。市内では高津町から青野町までが青い線で結ばれる。

 また来年度は青野町から吉美地区、上林地区を経由して舞鶴方面へと抜けるルート(府道綾部インター線―中丹広域農道―府道小浜綾部線―府道舞鶴和知線)も同様に青色のラインで結ばれる。

 このラインは、車道を走行する自転車利用者に対し「左側通行」の原則を守るよう注意喚起し、自動車運転者に対しても自転車に注意を払うよう促す意味合いがある。

 府では今年度末の重点区間整備完了に併せ、オープニングイベントとしてのサイクリングイベントも計画している。

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