2013.10.16pickup02

新旧列車が子どもも大人も魅了

鉄道模型の体験運転会

市民センター多目的ホールで「あやべ鉄道模型体験運転会」が行われ、大人も子どもも楽しんだ。

多目的ホールに敷設されたレールには、各種列車が走行した(並松町で)

 並松町の市民センター多目的ホールで13、14の両日、「あやべ鉄道模型体験運転会」が行われ、20畳分のスペースに敷かれた延長300㍍を超えるレール上を新旧数々の列車が走る姿は、来場した子どもに限らず大人も楽しませた。

 このイベントを企画したのは寺町に住む会社員、大槻悟さん(45)。実物の150分の1サイズの鉄道模型(Nゲージ)の収集を趣味にしている大槻さんは、これまでに市内での催しに出展したことがあるが、今回初めて単独イベントとしてコレクションを一般公開し、鉄道模型の魅力をPRすることになった。

 12日に大槻さんは知人ら6人の協力を得ながら、会場に線路を〝敷設〟。レール自体は6時間ほどで並べ終えることができたが、電気の配線などを含めると、準備にはほぼ1日を要したそうだ。

 会場には初日から親子らが次々と来場。「鉄道の日」の14日も午前10時のオープンと同時に、たくさんの人たちが訪れ、子どもたちはコントローラーを操作しながら、運転を体験した。

 実際にはありえない50両を超える列車の連結走行が行われたほか、現在は走っていない蒸気機関車やディーゼル車の模型を見て、往時を懐かしむ年配者の姿もあった。

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