2013.09.18pickup01

綾部里山交流大学

綾部出身の学生 受講料が無料に

教科書にない知識・経験積んで

綾部里山交流大学は今月の「ローカル社会起業学科」の講座から「特待生」制度を設ける

今年6月末に行われた綾部里山交流大学で、受講者たちは手押し式草取り機で田んぼの除草を体験した(鍛治屋町で)

 綾部里山交流大学は、今月21日から2泊3日の日程で行う「ローカル社会起業学科」の講座から「特待生」制度を設ける。食事と宿泊費を除き、受講料が無料となる特待生の対象は、綾部在住・出身の中学・高校生や大学生、大学院生ら。

 綾部里山交流大学は、まちづくりや都市農村交流、社会起業などについて学び、新たな価値観で社会にかかわる人材の養成を目的に、NPO法人里山ねっと・あやべが平成17年に開講した。

 23年からは里山ねっとと綾部市、府中丹広域振興局、市観光協会、京都大学大学院農学研究科・秋津元輝研究室、半農半X研究所の6団体が連携して実施されている。

 同大学の講義やフィールドワークなどは鍛治屋町の市里山交流研修センターを主会場に綾部市内で開かれ、今年8月には東京へ〝出前〟。約60人が受講した。

 開講以降、市外からの受講者が大半を占めている。高校卒業後、綾部を離れる若者が多い現状を踏まえ、同大学は「若い世代に学校の教科書にない知識や経験を積める機会を提供し将来、綾部で活躍するキーパーソンになってほしい」と願い、特待生制度の創設を決めた。
 今月21~23日の同大学のテーマは、「綾部からのソーシャル・デザイン―ほんとうの生き方、暮らし方、働き方を求めて―」。綾部市内で様々な分野で活動する6人が講師を務める。

 また、10月12日から14日までは「交流デザイン学科」の講座が行われる。12日はノンフィクション作家の島村菜津さん、13日は日本総合研究所の主任研究員、藻谷浩介さんを講師にした講座も予定されている。

 同大学は、古里を離れて生活している多くの学生らに受講してもらえるよう、保護者に協力を呼びかけている。問い合わせは同大学事務局の里山ねっと(電話47・0040)へ。

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