「本を借りるだけじゃないんだね」
東綾小3年生が市図書館を見学
鷹栖町の東綾小学校(近澤寿代校長、101人)の3年生21人が11日、社会科の授業の一環で新宮町の市図書館を訪れ、図書館の役割や司書の仕事などについて学んだ。
この日、案内役を務めた司書の生駒彩子さんは「図書館は難しく言えば、文字が書かれた印刷物を集める学術機関。本を使って何でも調べられる所」などと説明し、本を借りる以外の役割があることを伝えた。
また7万4517冊の蔵書があることや、年間5万8312人が利用していること、図書カードは0歳でも作れることなども説明。児童らも「一番古い本は」「利用しやすくするための工夫は」「なぜ司書になったの」などと質問して知識を深めた。
児童らは館内の見学も行い、普段は職員しか入れない2階の書庫では本の多さに驚いていた。