2013.04.08pickup01

「洞峠」の早期開通を!

綾部・南丹・舞鶴・京都の府議と市議が議員連盟を設立

洞峠の早期開通を

「洞峠」の現地を視察する府議や市議らと関係者たち(睦寄町で)

 舞鶴―綾部―南丹―京都をつなぐ新ルート上にある「洞峠(ほらとうげ)」の早期開通を目指そう―。綾部市睦寄町古屋と南丹市美山町とを結ぶ主要地方道綾部美山線(洞峠)の開通整備促進議員連盟の設立発起人会が4日、睦寄町の古屋公民館で開かれた。

 府道である綾部美山線の全長は8・9㌔。うち美山町側の4・2㌔は整備されているが、綾部市側は未整備で、峠部分の2・5㌔は徒歩でないと通行できない状態となっている。

 両市の住民らは平成10年に開通促進協議会を設立。府への要望・陳情活動を続けるとともに、住民たちは毎年10月に洞峠の山頂で交流会も行っている。

 府の南北を結ぶ新たな道路網を構築していく上で、洞峠はキーポイントとなっている。そこで綾部と南丹、舞鶴、京都4市の府議4人と市議8人が発起人となった議員連盟を設立し、同協議会と連携しながら、早期開通に向けた活動を進めていくことになった。

 設立発起人会を前に、府議や市議らは府中丹東土木事務所の職員から現況などの説明を受けたあと、古屋自治会の渡邉和重会長の案内で洞峠の登り口や山中にある水源地などを視察した。

 発起人会では四方源太郎府議が趣旨説明をしたあと、会長に南丹市・船井郡選出の片山誠治府議が就任した。同議員連盟の役員は次のみなさん。

 副会長=四方源太郎府議(綾部市)▽常任幹事=二ノ湯真士府議(京都市)池田正義府議(舞鶴市)山元あき市議(京都市)高橋秀策市議(舞鶴市)村田正夫市議(南丹市)木下芳信市議(綾部市)▽事務局長=波多野文義市議(綾部市)▽幹事=井上与一郎市議(京都市)米田利平市議(舞鶴市)木戸徳吉市議(南丹市)

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