2013.03.15pickup01

今年度の就農率は58%

府立農業大学校で卒業式

農大卒業式

卒業生を代表して答辞を述べる安田さん(位田町で)

 位田町の府立農業大学校(工藤康將校長)で12日、平成24年度卒業式が行われた。今年度の卒業生19人は、21年度に同校が農業の担い手を育成する教育機関に改革されてからの3期生で、19人中11人が卒業後に就農(就農率58%)する。過去2年の卒業生の就農率を見ても、それ以前より大幅に高い割合で農業に就く傾向が続いている。

 同校では21年度から新カリキュラムとして、農学科に「野菜専攻」と「茶業専攻」の2コースが設けられた。実践的な栽培技術や経営手法を習得するための授業を行っているほか、学生が2年生になると農業生産法人などで就農体験実習が出来る指導にも力を入れている。

 そうしたことで、新生・農大1期生である22年度卒業生の就農率は45%となり、過去10年間の平均就農率26%を大きく上回った。23年度卒業生の就農率も80%だった。

 今年度の卒業生で就農する11人のうち、7人は農業生産法人への就職が内定。この特徴について同校では、就農体験実習の成果とともに、「実家が非農家で農地がない学生が多い」ことも理由に挙げる。学生が進路に農業生産法人を選ぶ傾向は今後も続きそうだという。

 卒業式で式辞を述べた工藤校長は、19人が入学した時にもふれた「目標」と「情熱」、「努力」の話を振り返り、これからは新たなミッション(目標)を立て、夢の実現に向けて一歩一歩前進してほしい」と述べた。

 在校生代表の内藤皓介さん(1年)の送辞に続いて、答辞に立った卒業生代表の安田隆晃さんは、「辛(つら)いことや苦しいこと、楽しいこと、うれしいことを先輩や後輩、先生、仲間らと分かち合い、人と人とのつながりができた」と、同校での2年間が有意義だった思いを述べた。

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