2013.01.18pickup02

綾高東分校で米麹作り

農芸化学科の2年生

米麹作り

米麹作りの「蒸し工程」の実習に取り組む生徒たち(川糸町で)

 

 川糸町の綾部高校東分校で農芸化学科の2年生34人が、「冬の風物詩」になっている米麹(こめこうじ)作りの実習に励んでいる。

 米麹作りの工程は「洗米」から始め、「米蒸し・菌接種」「拡げ製麹」など5日間が1クールになっている。今月7日から実習している生徒たちは、1カ月半(5クール)かけて約600㌔の米麹を手作りする。

 15日は蒸した米に麹菌を接種する作業に取り組んだ。生徒たちは蒸し上がった米を扇風機で38度ほどまで冷まし、米に麹菌を混ぜ込む作業を手際よく進めた。菌を接種した米は、菌の繁殖を促すために製麹室に保管された。

 同校は味噌(みそ)用を中心に甘酒用と白味噌用の米麹を作る。いずれも1㌔800円で販売する。購入予約は電話42・0453へ。

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