2012.11.09pickup01

京都市消防局のヘリ飛来

夜間運行に向け、市消防本部と訓練

ヘリ

離着陸の訓練をする京都市消防局のヘリコプター(とよさか町で)

京都市消防局の真っ赤なヘリコプターが6日、綾部市内を飛び回った。今回の飛来は、来年1月から予定されている綾部市内への夜間運行に向け、離着陸などの訓練のため。

緊急を要する患者や負傷者の治療、病院への搬送などを目的に、兵庫県豊岡市の公立豊岡病院を拠点にしたドクターヘリの運行は平成22年4月中旬から綾部市内で行われている。しかし、ドクターヘリの出動は日没までに限られている。

市消防本部は夜間の非常時に対応するため、京都市消防局が昨年9月から24時間態勢で運用しているヘリコプターを利用できるように態勢を整えることにした。その一環として、京都市消防局の消防航空隊との合同訓練が初めて実施された。

この日、昼間の訓練では、ヘリコプターは市消防本部から現場の気象状況などの無線連絡を受けながら、とよさか町の府綾部工業団地内のヘリストップ周辺の地理や障害物などを確認した。

日没後は暗闇の中でもヘリストップの場所を示す夜間照明器具を並べて置くとともに、ヘリコプターを誘導する訓練などに取り組んだ。

訓練は、この日を含め年内に3回行われる。

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