2012.07.30pickup01

水無月まつり 夜空焦がす4千発

良さ来い、万灯流し、花火…

祭りムード一色に

水無月まつり

今年も綾部の夜空を焦がした花火(並松町の由良川河畔から撮影)

綾部の夏の一大イベント「あやべ水無月まつり」(同まつり実行委員会主催)が28日に開催され、夕方から多くの人でにぎわった市街地一帯は祭りムード一色に包まれた。

午後4時前から降り出した強い雨のため、西町アイタウンでの「あやべ良さ来い」の第1部は約40分遅れで始まった。今年は14チーム、約400人が参加。このうち、初参加の綾部と東八田、西八田の3幼稚園の園児たちは練習を重ねてきた踊りを披露し、会場を盛り上げた。

由良川河畔では献灯神事とともに、平和祈願の「万灯流し」が行われた。今年は新しい試みとして、カヌーに乗ったボランティアも灯籠(とうろう)を流した。アウトドアスポーツ用品メーカー「モンベル」が発行する機関誌などを通じて募ったもので、広島県などから11人が参加した。

午後8時からの花火大会は点火式のあと、スターマインがオープニングを飾った。このあとは10シリーズの花火と、フィナーレの5号玉、特大スターマインを含めた約4千発の花火が綾部の夜空を焦がした。今年は風がなかったためか、後半は煙に覆われてしまった花火もあった。

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