2012.06.13pickup01

位田町「桑の実農園」にぎわう

綾部ベンチャー・ものづくりの会

特製ジャムの販売も

桑の実農園

宮津市から訪れた家族はパックいっぱいに桑の実を摘んでいた(位田町で)

NPO法人綾部ベンチャー・ものづくりの会(若山行正会長)が位田町に整備した「マルベリーファーム」(桑の実農園)が9日、今年もオープンした。農園では桑の実を材料にしてパティシエの宮杉典明さん=仁和町=が考案した新商品の「コンフィチュール・ミュール」(ジャム)も販売している。このジャムは桑の実に梅とユズの果肉をそれぞれ加えて作った2種類があり、若山会長は「若い人たちには、桑の実を新しい食材としてアピールしていきたい」と話す。

マルベリーファームは、荒廃していた桑園を同会が地権者から借り受けて、6年前から整備したもの。面積約1200平方㍍で、150本余りの桑の木が植栽されている。

昨年6月に11日間農園を開園した際は、桑の実摘みなどに延べ500人余りが訪れた。昨年は雨が多かった影響で桑の実の味は水っぽさが感じられたが、今年は実が大きく甘いという。

また、同会が宮杉さんに開発を依頼して商品化した2種類のジャム(瓶入り)は、1個450円で計300個を限定販売している。

マルベリーファームは今月19日まで開園する。時間は午前10時から午後3時半まで。管理協力金500円。

※記事を抜粋。全文は本紙で。

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