2012.01.27pickup01

遺志を継ぎ、古里発展を!

故永井幸喜さんを「偲ぶ会」

偲ぶ会

約200人が出席して行われた「偲ぶ会」(味方町で)

昨年12月4日に享年94歳で亡くなった綾部市名誉市民の永井幸喜さんを「偲(しの)ぶ会」(市主催)が26日、味方町の「京 綾部ホテル」で市内の各界各層から約200人が出席して行われた。

最初に全員で黙とうをささげたあと、永井さんの経歴や功績を紹介するビデオが上映された。あいさつした山崎善也市長は、「肉体が消滅しても、心は永遠に不滅。私たちは永井さんの綾部への郷土愛、崇高なる精神を受け継ぎ、古里発展のため、誰もが誇りを持って『住んでよかった』と思える綾部を目指し、新しい時代に向かって歩み続けたい」と語った。

続いて木下芳信・市議会議長が「永井さんが残した古里への熱い思いを深く胸に刻み、綾部の発展に精いっぱい努めたい」、四方八洲男前市長は「永井さんをわが人生の師匠として、生ある限り背中を追い続けていきたい」とそれぞれ述べた。

また、東京あやべ会の四方洋副会長は45年間にわたって永井さんと親交があったことを振り返りながら、最後に「今までのご指導、ありがとうございました」という言葉で締めくくった。

遺族を代表してあいさつした次男の遵さんは、永井さんがあらゆるジャンルの本を読み、特に司馬遼太郎の作品を愛読していたことを紹介。「父が綾部に対して持っていた思いを、綾部のみなさんに引き継いでほしい」と語った。

※エフエムあやべは、「偲ぶ会」の録音番組を2月4日正午から放送する。

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