2010.12.29pickup01

停電時に住民の安心を!

市 古屋自治会に発電機など貸与

古屋自治会に発電機

備えられた発電機(睦寄町の古屋で)

 本格的な降雪の時期を控え、睦寄町の古屋自治会(渡辺和重会長、5世帯)の公民館に27日、発電機(900ワット)と延長コード(20メートル)、投光器(500ワット)が備えられた。

 同自治会では昨年1月、3日間にわたる停電が発生。原因は水分を多く含んだ雪の重みで倒れた木によって電線が切れたためだった。

 道路も雪で阻まれ、孤立状態となった同自治会の住民たちは、電気器具が全く使用できないため、各戸で豆タンを燃やして寒さをしのいだという。

 今冬に同様の事態が起きた場合、送電が復旧するまでの住民の安心を保障するため、市は発電機などの器材を同自治会に貸与することにした。

 渡辺会長は「市に配慮して頂いて、うれしい。発電機を使用しなくても良いことを願っている」と話していた。

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