2013.11.18pickup01

みろく殿 国の登録文化財に

構造、歴史、景観で評価

綾部大橋に続き2例目

みろく殿

綾部の街の優れた景観を形成する建物であることも評価された大本みろく殿(本宮町で)

 本宮町の大本梅松苑内にある「大本みろく殿」(所有者=宗教法人大本)が、国の登録有形文化財になることが確実となった。国の文化審議会が15日、下村博文文部科学大臣に答申。正式に決まれば、市内の登録有形文化財は、平成17年7月の綾部大橋に続き2例目となる。

 大本みろく殿は、鉄骨造の主構造を木造風に見せた桁行(けたゆき)50㍍を超す平屋建て(一部地階付き)の大建築物。建築面積は1895平方㍍。殿内は789畳敷の大空間。銅板葺きの屋根は昨年葺き替え工事が行われた。

 出口すみ子2代教主の発意で昭和28年4月に完成。平成4年に長生殿が完成するまでは梅松苑の中心神殿として使用。過去には有名歌手のコンサートや結婚式の会場などにも使われ、多くの市民に親しまれてきた。

(つづきは紙面で)

 



2013.11.18pickup02

山崎市長 出馬表明

太陽の会役員総会の席で

1・26市長選

記者会見で質問に答える山崎市長(中央)=並松町で

 任期満了に伴い、来年1月19日告示、26日投開票で行われる市長選挙に山崎善也市長(55)は16日、並松町の市民センター多目的ホールで開かれた後援組織「あやべ太陽の会」(大槻浩平会長)の役員総会の席上、出馬することを表明した。

 総会では事業報告に続き、大槻会長が山崎市長の1期目の市政運営の実績を踏まえ、「本会役員総会の総意として、来年1月の市長選の候補者として2期目の出馬をされること」を要請。

 これに答える形であいさつに立った山崎市長は、「みなさんの熱い思いをしっかり受け止め、改めて出馬を決意した。我々が望むまちづくりをするためには、戦いに勝ち抜いていかねばならない」と2期目に向けて意欲を示すともに、引き続き同会の会員らの支援を呼びかけた。

 総会の休憩時に行われた記者会見には、大槻会長や四方源太郎府議、市議会推薦議員団代表の高倉武夫市議らが同席。山崎市長は1期目の自己評価として「一生懸命やったが、力不足の所もあり、70点ぐらい」とし、「1期目はロー、セカンドだったが、2期目はトップギアで始めることができ、施策の実行を加速させていきたい」と述べた。



2013.11.15pickup01

済木さんと森田さんに感謝状

市消防本部 救命協力者として

救命協力者に感謝状

荒木敏文・市消防長から感謝状を受ける済木さん。左端が森田さん(味方町で)

 先月30日夕に桜が丘1丁目の市道で発生した交通事故で、原付バイクを運転中に軽自動車と衝突し、けがを負った高校生に応急手当を施した2人に対し、市消防本部は14日、味方町の市消防署で感謝状を贈った。

 感謝状を受けたのは、市立病院看護師の済木佐知子さん(38)と建築業の森田晋さん(45)=いずれも桜が丘1丁目。

 事故発生後、現場に駆け付けた済木さんは負傷した高校生の意識がないなど容態を確認し、胸骨圧迫の処置を行った。市消防団中上林分団の予防部長である森田さんは普通救命講習などで学んだことを生かし、済木さんと交代で胸部圧迫を救急車が到着するまで行った。病院に搬送された高校生は一命を取りとめ、回復に向かっているという。



2013.11.15pickup02

利用者の気持ちを実感

中筋小3年生 車いす体験学習で

中筋小学校

車いすを段差に上げる体験をする子どもたち(大島町で)

 大島町の中筋小学校(福井圭介校長)の3年生たちが12日、障害者や高齢者らへの理解を深める人権学習の一環として、車いすの操作を体験。実習を通して車いすを利用している人を介助する場合に大切なことなどを学んだ。

 講師を務めたのは市社協の職員3人。子どもたちは車いすの構造や乗り方について説明を受けたあと、順番に車いすに乗り、自力での走行を体験した。

 クラスメートを乗せた車いすを押す介助体験では、「前に進みます」「右に曲がります」といった声掛けをすることによって乗っている人が安心感を抱くことや、話をする時は必ずしゃがんで視線を合わせるといったアドバイスがあった。

 また、子どもたちは介助を受ける側に立った場合、車いすに乗った状態で段差を乗り越えたり、坂道を下る時に不安になることを実感していた。

 3年生は総合的な学習で高津町の「綾部さくらホーム」と交流しており、今回の経験を今後の交流活動に生かすことにしている。



2013.11.13pickup01

上林小・中学生の合同合唱も

全綾部市人権教育研究集会

第55回全綾部市人権教育研究集会が開かれ、挨拶や祝辞の後、上林の小中学校の児童・生徒らが合唱を披露した。

 「誰もが命輝くために、人権の学びをすべての人に」をテーマにした第55回全綾部市人権教育研究集会(市人権教育推進連絡協議会主催、市・市教委後援)が9日、里町の府中丹文化会館で開かれた。

 開会式で同協議会の福山保孝会長は、「一人ひとりがお互いを思いやる感性を育み、日常生活の中で人権尊重が自然に態度や行動で表せるような生活文化を定着させていくことが大切」とあいさつした。

 来賓の山崎善也市長の祝辞に続き、上林小学校と上林中学校の児童・生徒らが府人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」など2曲の合唱を披露した=写真。

 子どもたちは各校での練習に加え、9月から計4回の合同練習を行ってきた歌声を会場に響かせ、来場した市民らから大きな拍手が送られた。また、「人権メッセージ」として各校の代表が作文を朗読した。

 このあと、全国各地で演奏活動などをしている親子デュオ「フラットワールド」のトークとライブも行われた。 



2013.11.13pickup02

綾部産品を南相馬市へ

綾部ひまわり共同保育園

5保育園にドングリも

綾部ひまわり共同保育園は、原発事故で被災した福島県南相馬市の5保育園に綾部産の物品を送った。

ドングリなどを段ボール箱に詰める保護者ら(上野町で)

 上野町の綾部ひまわり共同保育園(長岡節子園長)は9日、平成23年3月の原発事故で被災した福島県南相馬市にある5保育園に綾部産の物品を贈った。

 同園は昨年、同市の保育園に綾部産の米を寄贈。今年は8月に開いた平和夏祭りの模擬店などでの収益で「仁王のむら」が製造した味噌と梅干しを購入し、贈ることになった。

 併せて、各保育園とも原発事故の影響で屋外での保育活動が十分できない状況であることから、園児たちに自然のものに触れてもらおうと、綾部市内などで採取した木の実や落ち葉などを贈答品に加えた。

 松ぼっくりやドングリ、イチョウの葉といったものは保護者らの協力を得ながら、収集。木の実は中に虫がいる可能性があるため、煮立て、種類ごとに分別し、袋に詰めた。木の実などの総重量は一園当たり約4㌔になった。

 発送作業には保護者らも参加。物品を入れた段ボール箱を同園の園児たちが絵を描いた紙で梱包(こんぽう)し、最後にビニールシートで覆う作業に取り組んだ。5個目になると、手際良く進めていた。



2013.11.11pickup01

「被害者の会」を設立

福知山・露店爆発事故の被害者や家族

忘れられるのが一番辛い

物心両面で支援求める

被害者の会

被害者の会を設立し、会の目的や活動の内容を記者会見で説明する盛本会長(中央)ら=4日、福知山市内で、両丹日日新聞提供

 今夏の福知山花火大会会場で3人が死亡し55人が重軽傷を負った露店爆発事故で被害者13人を含む6家族16人が4日、「被害者の会」を設立した。被害者らが連携して事故の原因究明と大会主催者側の責任の所在を明らかにするよう求めていくが、多くの人々の支援を求めている。

 被害者の会は綾部と京都両市の各2家族、名古屋と宮津両市の各1家族で構成。会長には家族3人が負傷した名古屋市の盛本英靖さん(46)が就任。副会長には、母親が重傷で孫の中学生が重篤な状態で今も苦しんでいる家族を持つ綾部市大島町の細見義行さん(70)と家族3人が負傷した同市岡安町の塩見幸和さん(67)が就いた。

 同会は福知山市のNPO法人「つむぎあい」の支援を受けているほか、明石歩道橋事故遺族会の下村誠治会長を相談役に迎えて活動を進めるという。

 被害者の会は今後、当事者以外にも、活動を支援してもらえる「市民会員」や財政面で支えてもらえる「賛助会員」を募っていく。

 細見副会長は「悪夢の日から約3カ月たつが、解決のメドは立っていないし、今もまだ病院で苦しんでいる被害者がいることを知ってほしい。あの爆発事故で私たちの生活は一変した。私たちは今、忘れられることが一番辛い。何か手伝いたいとか、少しでも支援したいという人の連絡をお待ちしています」と話している。

 被害者の会の事務局は電話24・5881。



2013.11.11pickup02

村上香奈さん(綾高3年)知事賞

府の人権ポスターコンクール

人権擁護啓発ポスターコンクール

 世界人権宣言65周年を記念した今年度の人権擁護啓発ポスターコンクール(京都人権啓発推進会議主催)の審査結果がまとまり、最高賞の知事賞に綾部高校3年の村上香奈さんの作品=写真=が選ばれた。

 今年は府内の小中学校、高校から合わせて4841点の応募があり、知事賞を含む12団体賞、優秀賞、佳作など計100点が入選した。表彰式は3日に京都市内で行われた。

 村上さんの作品は、今年度の啓発ポスター、点字カレンダーなどのデザインに採用される。



2013.11.08pickup01

10日に金刀比羅大祭

佃町の桑迫三男さん宅で

建田のこんぴらさん

 口上林地区の佃と忠、武吉の3町区で受け継がれ、「建田(たった)のこんぴらさん」の呼び名で親しまれている「建田宝永講社の秋季大祭」が10日、今年の講元である佃町の桑迫三男さん(85)宅で行われる。

 江戸時代に幕府に直訴して圧政から村を救った三義人の偉業と神のご加護に感謝して、1千年続けられることになっている秋季大祭は今年で305回目になる。

 桑迫さん宅は近所に民家がかたまっていないひっそりとした場所であるため、「こんぴら様をにぎやかにお祭りしたい」(桑迫さん)という思いで1年間、夜間に自宅の外に26個の提灯(ちょうちん)を灯(とも)し続けてきた。

 提灯の中には今秋襲来した台風で吹き飛ばされて電球だけになったものもあるが、それでも灯を消すことはなかった。

 桑迫さん宅では10日午前6時に「遥拝式」をして参拝者を迎える。家内安全や交通安全を祈願した守護札を授与するほか、参拝者の先着1千人に紅白の餅をふるまう。

 更に桑迫さんの親戚(しんせき)の桑迫仁志さん=浜松市=から贈られてきた樽酒を、車を運転しない人たちに接待することにしている。

 午後4時ごろに「戸渡式(とわたししき)」を行って、こんぴらさんのご神体が次の講元となる忠町の角山国男さん宅に引き継がれる。

写真説明:講元として1年間、自宅にこんぴらさのご神体を祭ってきた桑迫さん(今年1月、佃町で)  



2013.11.08pickup02

13体の案山子ズラリ

志賀郷町の府道沿い

地区文化祭の一環で

案山子まつり

府道沿いに立てられた案山子作品(志賀郷町で)

 今年の稲の収穫が終わったが、志賀郷町の府道沿いには13体の案山子(かかし)がずらりと並び、通行するドライバーらの目を引いている。

 この案山子は、10日に開かれる志賀郷地区文化祭(志賀郷公民館文化産業部主催)の一環として同地区の自治会などが制作したもの。昨年まで9月に催してきた「かかしまつり」を中止し、今年は11月の文化祭時に案山子作品を展示することになった。

 同地区の自治会や綾部公民館、JA京都にのくに何北支店などから出品された案山子は多彩。麦わら帽子を被った昔ながらのものや、「あまちゃん」にちなんだもののほか、「トトロ」もある。案山子は今月16、17日に撤去される。

 同地区の文化祭は10日午前10時半から午後2時まで志賀郷公民館一帯で。住民らの作品展示や舞台発表のほか、農産物の展示・即売コーナーや模擬店も設けられる。



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