2013.10.18pickup01

現実は厳しいが目標持ち就農を

府立農大校の講座

村松健さんが助言

農大校の講座

自分で収穫した米を手に、新規就農の苦労を語る村松さん(位田町で) 

 位田町の府立農業大学校で13日、新規就農の希望者を対象にした「就農ステップイン講座」の今年度第3回講座が開かれ、上杉町で新規就農を果たした村松健さん(37)=東京都出身=が、約20人の受講者に農家の苦労ややりがいについて話した。

 この講座は、栽培技術や就農に必要な知識を年4回の講座や実習で学べる同校の恒例企画。今年は中丹3市を含む府内の20人が受講している。

 実家が非農家の村松さんは、府立農業大学校で学んだことから、縁もゆかりもない綾部市で就農。現在は市内の大規模な米農家と共同経営に取り組み、3年後に経営を引き継いで独立する予定にしているという。

 この日、村松さんは「『農業は気楽ですよ』と言いたいところだが、現実は厳しい」と切り出し、台風被害の補償が思い通りに得られない現実や、TPPの影響による将来への不安などを話した。

 一方で、減農薬米の直売などに活路を見出していることや、地元と良好に付き合うことで様々な助言や協力が得られていることなども説明。「目標を持ち続けて頑張ってほしい」などと受講者にアドバイスした。

 またこの日は京丹波町の農家・神谷みつこさんも講師として体験談を語った。



2013.10.18pickup02

明大生が「やっこ振り」

白道路町 上宮神社の秋祭り

やっこ振り

上宮神社の秋祭りでは、法被を着た明大生たちも住民と一緒に祭礼行事に参加した(白道路町で)=住民提供

 明治大学の学生たちが12日から3日間、白道路町に滞在し、地元の秋祭りの運営に協力した。学生たちは実際に祭礼行事に加わり、地元住民らと交流を深めながら、里山に暮らす人たちの生活や文化について学んだ。

 同町を訪れたのは、文学部の杉山光信教授の社会学のゼミを受講している3年生の5人(うち女子2人)。杉山教授はこれまでにも学生と一緒に綾部を訪れ、様々なテーマで現地学習を行ってきた。

 今回、白道路町では住民有志グループ「神浪山麓ふるさと会」(千原正紀会長)が学生らを受け入れた。

 学生たちは13日に行われる上宮神社の秋祭りに参加するため、前日に宮総代の大槻正美さんらから指導を受けて、公会堂で祭礼行事の稽古(けいこ)に取り組んだ。

 「大名行列」と言われている祭礼行事では、屋台と奴衆(やっこしゅう)、祭り囃子(ばやし)の行列が、神社の外にある馬場から神社へ練り込むのが恒例。

 学生たちは毛槍(けやり)を持って「やっこ振り」の動きや地元に伝わる「白道路太鼓」を学んだ。13日の秋祭りでは法被姿で行列に加わって、稽古の成果を披露した。今年の秋祭りには100人を超える多くの見物客が訪れた。

 14日に学生たちは、極楽寺の屋外に整備されている「お大師八十八カ所巡り」を訪ねるなど、地域内を巡る現地学習にも励んだ。

 「村人の輪をつなぐ手段として、先人が築いてきた祭りを継承していくことが大切」という宮総代の大槻さん。学生たちと共に秋祭りをやり遂げて「住民にとっても刺激になった」と有意義だったと感じている。



2013.10.16pickup01

大太鼓で地域活性化を

光野町で「水源の里」発足会

80人集い、交流会も

住民組織「水源の里・光野」が14日、発足式を兼ねた交流会を同町の公民館で開いた。

上林太鼓保存会による大太鼓などの演奏を楽しむ参加者ら(光野町で)

 府内有数の大太鼓を活用した地域活性化を目指す光野町の住民組織「水源の里・光野」(代表=澁谷満男・同町自治会長)が14日、組織の発足式を兼ねた交流会を同町の公民館で開いた。地元の熊野十二所神社に伝わる「於見の太鼓」のお披露目や初演奏が行われ、訪れた地元住民や出身者など約80人が太鼓の重厚な音を堪能しつつ、組織の発足を祝った。

 「水源の里・光野」は、太鼓を活用した都市交流を目指し、このほど「於見の太鼓」を同神社の太鼓蔵から公民館へ移転。新たな保管場所となる倉庫には木製の舞台も新調した。

 この日は山崎善也市長、水源の里連絡協議会の酒井聖義会長が来賓で出席。以前から太鼓の活用を地元に勧めていたという四方八洲男前市長の姿もあった。

 交流会では、澁谷代表(52)が「U、Iターン希望者に『住んでみたい』と感じてもらえるような地域づくりのために底力を発揮したい」とあいさつ。

 山崎市長は「素晴らしい太鼓や自然、特産品を生かした取り組みを精いっぱい支援したい」と祝辞。続いて酒井会長も「水源の里同士、共に手を携えて前進したい」と、光野の仲間入りを歓迎した。

 大太鼓の打ち初めを行ったのは「水源の里・老富」の西田昌一代表(72)。音どころか姿を見るのも初めてという人も多く、その重厚な響きに大きな拍手が送られた。

 その後は上林太鼓保存会(阪田雅之代表)の大人や子どもら13人が大太鼓などで4曲を演奏。交流会の中締め後は、山崎市長を始め太鼓の腕に覚えのある参加者らが次々と舞台に上がって腕試し。「打った時の跳ね返りが大きくて難しい」「力いっぱい打てる快感がすごい」「大きいのに繊細で深みのある音が出る」などと感想を述べ合って、太鼓の感触や音色を楽しんだ。



2013.10.16pickup02

新旧列車が子どもも大人も魅了

鉄道模型の体験運転会

市民センター多目的ホールで「あやべ鉄道模型体験運転会」が行われ、大人も子どもも楽しんだ。

多目的ホールに敷設されたレールには、各種列車が走行した(並松町で)

 並松町の市民センター多目的ホールで13、14の両日、「あやべ鉄道模型体験運転会」が行われ、20畳分のスペースに敷かれた延長300㍍を超えるレール上を新旧数々の列車が走る姿は、来場した子どもに限らず大人も楽しませた。

 このイベントを企画したのは寺町に住む会社員、大槻悟さん(45)。実物の150分の1サイズの鉄道模型(Nゲージ)の収集を趣味にしている大槻さんは、これまでに市内での催しに出展したことがあるが、今回初めて単独イベントとしてコレクションを一般公開し、鉄道模型の魅力をPRすることになった。

 12日に大槻さんは知人ら6人の協力を得ながら、会場に線路を〝敷設〟。レール自体は6時間ほどで並べ終えることができたが、電気の配線などを含めると、準備にはほぼ1日を要したそうだ。

 会場には初日から親子らが次々と来場。「鉄道の日」の14日も午前10時のオープンと同時に、たくさんの人たちが訪れ、子どもたちはコントローラーを操作しながら、運転を体験した。

 実際にはありえない50両を超える列車の連結走行が行われたほか、現在は走っていない蒸気機関車やディーゼル車の模型を見て、往時を懐かしむ年配者の姿もあった。



2013.10.14pickup01

「一丸となって全力を尽くします」

市女性消防隊

全国操法大会控え壮行会

市女性消防隊の壮行会

全国大会へ向けての決意表明をする出口隊長(味方町で)

 第21回「全国女性消防操法大会」を6日後に控えた11日夜、同大会に府代表として出場する市女性消防隊(出口由美子隊長、11人)の壮行会が味方町の市消防本部で、上原直人副市長や高倉武夫・市議会議長、市消防本部と市消防団の関係者らが出席して行われた。

 綾部市から同大会に出場するのは19年ぶり。今年5月に基礎訓練を始めた隊員たちは、7月からは週2回、里町の市水道事業所の敷地内で軽可搬ポンプ操法訓練を重ねてきた。

 冒頭であいさつした上原副市長は、男性の消防団同様に厳しい訓練に励んできた隊員らをたたえるとともに、「長期にわたる訓練の成果と結束力は、必ず好成績につながります」と激励した。

 訓示を述べた市消防団の西安榮樹団長は、隊員たちにあえてプレッシャーをかけない言葉で「本番では開き直って、気楽な気持ちで、余計なことを考えずに臨んで下さい」と思いを語った。

 最後に決意表明をした出口隊長は、応援者、支援者に感謝しながら「訓練の成果をいかんなく発揮し、笑顔で市民のみなさんにご報告できるよう、隊員一丸となって全力を尽くします」と力強く述べた。

 17日に横浜市で開催される全国女性消防操法大会では、47都道府県の代表チームが、軽可搬ポンプ操法の技術を競う。



2013.10.14pickup02

水際で詐欺被害防げ

綾部署が京銀支店で訓練

詐欺被害防止の訓練

行員らが見守る中、被害者役の署員の説得を試みる湯川事務長(左)=駅前通で 

 「特殊詐欺」(振り込め詐欺や還付金詐欺など)の被害が今年急増する中、綾部署は11日、駅前通の京都銀行綾部支店(山本博義支店長)で、詐欺被害に遭う直前の来客を説得する「声掛け」の方法などを行員らに指導した。

 府全体の今年の特殊詐欺の被害額は約4億5千万円で、昨年から倍増。綾部署管内でも今年だけで2件(被害額約628万円)発生している。そこで同署は隔月の年金支給日に当たる10月15日を前に、金融機関の協力を得て訓練を実施した。

 この日は、署員が特殊詐欺の被害者に扮して窓口を訪れ、行員が実際に対応する形で訓練を開始。「会社への投資で500万円を出金したい」との依頼に対し、シナリオを知らされていない湯川完事務長は「送金先の会社は確認したか」「送金方法は」などと詐欺被害を見分けるキーワードを持ち出して状況を確認。「ゆうパックで送金するよう言われた」「『必ずもうかる』とパンフに書いてある」などと話を聞き出すと、それらが詐欺の典型的な手口であることを説明して説得に成功した。

 被害者役の署員が「私は騙(だま)されていない」と粘って説得に苦労する場面もあったことを受け、綾部署の水野哲二生活安全課長は「時間をかけて説得するために相談場所や対応者を代えるのもコツ。怪しいと思ったら警察へ通報してほしい」などとアドバイス。山本支店長は「銀行窓口は被害に遭う前の最後の水際。各行員が感性を大事にして詐欺被害に気付けるよう心掛けたい」と話していた。



2013.10.11pickup01

マツタケ 豊作?

JAへの出荷相次ぐ

マツタケ出荷

八田地区の個人から持ち込まれたマツタケ(9日、宮代町で)

 今年もマツタケの採取時期がやってきた。9日には宮代町のJA京都にのくに綾部中部営農経済センターに個人から10本(約510㌘)が持ち込まれ、早速、京都市内の市場に出荷された。

 今季、同センターへのマツタケの持ち込みは7日に続いて2回目。八田地区で採取されたもので「中つぼみ」が中心。1本約90㌘の〝大物〟も含まれた。

 同センターによると、今年は9月の降雨と冷え込みで全国同様に豊作傾向。「最近、雨が降らず山の乾燥が心配だが、今後の天候次第」と10月中旬以降の最盛期に向け期待を込めている。



2013.10.11pickup02

木下和浩さん(45)3位

国際ゴールドマスターズ・

陸上110㍍障害M45クラスで

国際ゴールドマスターズ京都大会

3位入賞の表彰状とメダルを手にする木下さん

 「2013国際ゴールドマスターズ京都大会・陸上競技」(日本マスターズ陸上競技連合主催)がこのほど、京都市の西京極陸上競技場で開かれ、110㍍障害のM45クラス(45~49歳)に出場した木下和浩さん(45)=味方町=が3位に入賞した。

 中学生の時から陸上競技を始めた木下さんは社会人になって競技から離れていたが、約5年前からハードル走を再開。同連合に登録し、各地のマスターズ大会などに参加するようになった。

 市陸上競技協会の総務部長も務めている木下さんは、今年の年間計画の中に45歳以上を対象にした同大会が京都で開催されることを知り、出場申し込みをした。

 木下さんは、「木下住設」の社長。連日、仕事に追われ、陸上の練習をする時間が十分取れない日々が続いた。そんな中、体調を崩し、腰を痛めてしまい、「棄権しようか」と思った。

 ほとんど練習していない状態で、大会当日まで出場するかどうか、迷いに迷った。「何とかギリギリ行けそう」と決断し、コースに立った。

 M45クラスの110㍍障害には、6人が出場。レース途中で日本記録保持者がリタイヤし、木下さんは3番目でゴールした。記録は18秒13だった。

 木下さんにとって、憧れの人がいる。それは綾部高校の陸上部の顧問だった瀬野弘昭さん=舞鶴市。70歳を超えた瀬野さんは今回の大会にも出場するなど、〝現役選手〟として活躍している。

 木下さんは「自分も出来るだけ長く競技を続けていきたい」と話している。



2013.10.09pickup01

倒壊した茶棚の撤去支援

JA関係者らがボランティアで

台風18号の被害を受けた農家の支援のため、JA関係者らがボランティアで小貝と位田町の茶園で倒壊した茶棚の撤去などを手伝った。

泥まみれになった遮光幕を集めるボランティアの参加者ら(小貝町で)

 先月の台風18号で被害を受けた農家の支援のため、JA京都にのくに(仲道俊博組合長)やJAグループの関係者ら約50人が、8日から同JA管内で復旧ボランティアを始めた。綾部市内では小貝、位田両町の茶園で、倒壊した茶棚の撤去などを手伝った。作業は11日までの予定。

 台風被害によるボランティアは平成16年の台風23号以来。今回の同JA管内の農業被害額は2億5千万円以上となる中、特に被害が深刻だった綾部、福知山両市の茶園、舞鶴市加佐地区の農業用ハウスで、手分けして作業を行った。

 うち綾部市で水没した茶園では、茶園を覆う遮光幕を掛ける茶棚が倒壊。茶農家によると、台風以降は復旧作業に追われ、本来この時期に必要な施肥や整枝などに手が回らない状態。春までに新しい茶棚を設置する人件費まで合わせると被害額は計り知れないという。

 市内の作業には同JAや府内JAグループ職員、同JA青壮年部、市茶生産組合連合会のメンバーらが参加。茶園の早期復旧に向けて作業に精を出していた。 



2013.10.09pickup02

大ステージで3クラブ熱演

綾部中ジョイントコンサート

綾部中の演劇部と合唱部、吹奏楽部が府中丹文化会館でジョイントコンサートをした。

夏休みの学校を舞台にした作品を演じる演劇部の生徒ら(里町で)

 綾部中学校の演劇部(浦野あかり部長、13人)と合唱部(大島聖奈部長、13人)、吹奏楽部(白波瀬陽菜部長、50人)による「第19回ジョイントコンサート」が5日、里町の府中丹文化会館で開かれた。

 このコンサートは、同校文化系クラブによる合同発表会。3クラブが順に出演し、日頃の活動の成果を発表した。

 演劇部は今年、夏の公演、ジョイントコンサート、文化祭でそれぞれ別の作品を発表。今回は学生の青春を描いた「夏色スクール~夏休みを奪還せよ~」で、客席も使うなどしたユニークな演出で工夫を凝らした。

 また合唱部は先輩たちの時代から歌い継がれる「生命の歌」、NHKコンクール課題曲の「友~旅立ちの時~」など9曲で美しいハーモニーを響かせた。

 吹奏楽部は府吹奏楽コンクールの発表曲「ノルウェーのロンド」や、合同発表会で定番の「レットイットビー」など8曲を演奏。各曲でソロ演奏も交えて観客を引き込んでいた。



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