2013.05.20pickup01

山ブキの集荷スタート

緑土が製造・販売の佃煮の原料に

21、26日にも集荷

山ブキの集荷

「ふるさと味あやべ工房」に集められた山ブキ(16日、睦寄町で)

 第3セクター会社「緑土」(平方昌也社長)が製造・販売している佃煮の原料となる山ブキの集荷が、16日から睦寄町の食品加工施設「ふるさと味あやべ工房」で始まった。初日は地元の住民らから前年並みの約230㌔の山ぶきが持ち込まれた。

 同社は綾部の新たな特産品として「山ぶき」と「山ぶき昆布」2種類の佃煮を開発し、平成19年から商品化した。同社は毎年この時期、中・奥上林地区を中心にした綾部市内で採れた山ブキを買い取っている。

 今年は5月に入ってからも気温が低かったため、集荷日を例年より数日遅らせた。初日は当初、出足が鈍ったものの、住民らが次々と来場。運び込まれた山ブキは水で洗ったあと、長さ4㌢ほどに切られ、樽(たる)に塩漬けされた。

 佃煮の製造を担当している渡邉和重さんは「最近は山ブキを鹿が食べるため、集めるのが大変になっている。この佃煮は地元のみなさんの協力がないと、成り立たない」と話していた。今年の集荷量の目標は2㌧。

 同施設での集荷は21日と26日にも行われる。受付時間は午前9時から正午まで。



2013.05.20pickup02

地元の茶と和菓子で「茶話会」

豊里小5年生 煎茶の淹れ方も体験

小学校で茶話会

おいしい煎茶の淹れ方にチャレンジする5年生たち(栗町で)

 「食育」に力を入れている栗町の豊里小学校(村上元宏校長、176人)の5年生たちが16日、「茶話会」を体験。地元産の煎茶(せんちゃ)や小貝町の和菓子製造会社「おおつき製菓舗」の菓子を味わいながら、風味や季節感を肌で感じた。

 和菓子は、「季節に合うもの」と同社が勧めた「水無月」を使用。授業を担当した田中京子栄養教諭は、「水無月」の名前にまつわる話をしたり、子どもたちにおいしく味わえる煎茶の淹(い)れ方を指導した。

 煎茶の淹れ方は、やかんで沸騰させた湯を人数分の湯飲み茶わんに注ぎ、注いだ湯を今度は茶葉を入れた急須に移す。1分後に急須の茶を湯飲み茶わんに注ぐという内容。

 児童の中には、「なんだか行儀が悪い」と家庭とは勝手が違う作法の印象を話す子もいた。子どもたちはグループ分かれ、一人ずつ煎茶の淹れ方にチャレンジ。時間配分や湯飲み茶わんに注ぐ分量を考えながら茶を淹れると、みんなで茶と和菓子を味わった。



2013.05.17pickup01

綾部署員が寸劇通じ悪質商法への注意も

中筋高齢者学級の講座で

中筋高齢者学級の講座で綾部署員が悪質商法への注意を呼びかけた

講座では、綾部署員たちが腹話術の人形に扮するなどして悪質商法への注意を呼びかけた(大島町で)

 中筋高齢者学級(上原茂学級長、約120人)の本年度開級式と初回の講座が14日、大島町の市ふれあいセンターで行われた。

 式では上原会長のあいさつに続いて、中筋公民館の竹原宗義館長が祝辞を述べた。このあと、「母さん助けて詐欺」や悪質商法に注意する内容の講座が始まった。

 講師を務めた同署生活安全課の畑賢治警部補は、綾部市内で実際にあった振り込め詐欺の手口を紹介。

 子どもを装って高齢者宅へ電話を掛けてきた犯人は最初に、「今、風邪を引いている。携帯電話も変えた」と言って、声や電話番号の違いを怪しまれないようにしたという。対策として畑警部補は「『合言葉』を決めておくのも良い」とアドバイスした。

 更に署員たちは寸劇を交えて悪質商法への対処の仕方も伝授。腹話術の人形に扮した2人の署員と警察官役の署員がユーモラスなやり取りで注意を呼びかけると、学級生たちは笑いながらうなずいていた。

 今年度、中筋高齢者学級では、「認知症・成年後見制度」についての学習や人権研修、中筋小学校の「やまびこ発表会」に参加して児童との交流など計6回の講座を予定している。 



2013.05.17pickup02

矢田さん、衆院議長賞おめでとう

日本南画院展の受賞祝賀会

 

矢田作十路さんが日本南画院展で受賞し、祝賀会を行った

矢田さん(右から2人目)の受賞を拍手で祝う出席者ら。左から堀江副理事長、町田会長。右が妻の博美さん=本町3丁目で

 日本南画院参与の矢田作十路さん(75)=本町4丁目=が、今春の「第53回日本南画院展」(公益社団法人・日本南画院主催)で衆議院議長賞を受賞したことを記念し、14日に本町3丁目の亀甲家で「受賞祝賀会」が開かれた。水墨画の師でもある日本南画院(本部=京都市)の町田泰宣会長を始め、来賓や弟子ら16人が出席し、矢田さんと妻の博美さん(70)を囲んで快挙を祝った。

 祝賀会は、矢田さんが主宰する水墨画教室「白羊の会」の会員らが企画。町田会長、堀江春美・同院副理事長、田所卓・市文化協会長、木下芳信市会議員が来賓で出席した。

 来賓祝辞では、矢田さんの健康面への気遣い、次回作への期待、制作活動を支える妻・博美さんの功労を称える言葉などが相次いだ。

 祝宴では京都當道会大師範の由良澄子さんと、同師範の田仲太嘉子さんが、三味線と琴による祝奏を披露。祝宴が始まると、出席者らは矢田さんを囲み歓談を楽しんだ。

 多くの人からの祝福を受けた矢田さんは「長い年月をかけてやっと頂けた賞だけに感無量。健康に留意して、これからも良い作品を作りたい」と話していた。   

 



2013.05.15pickup01

森は自然の「大本」です

松寿苑 創立60周年記念講演会

160人が畠山さんの話を聴講

松寿苑の60周年記念講演で畠山さんが講演

活動が紹介された高校の英語の教科書を見せながら話す畠山さん(写真はいずれも上野町で)

畠山さんの話に聴き入る来場者たち

畠山さんの話に聴き入る来場者たち

 社会福祉法人・松寿苑(衣川久夫理事長)の創立60周年記念講演会が11日、上野町の大本白梅殿で開かれ、NPO法人「森は海の恋人」の理事長・畠山重篤さん=宮城県気仙沼市=の講演を市民ら約160人が聴いた。

 松寿苑は昭和28年に市が養老施設として建設し、大本社会事業団が経営委託を受けて業務を開始。社会福祉法人信光会、社会福祉法人松寿苑へと経営を引き継ぎ、現在は13の介護施設で22種類の介護事業を展開している。

 この日、衣川理事長はこれまでの歩みを振り返り「地域の方々が安心して楽しく豊かな暮らしができるよう、より一歩進んだ地域との連携を進めたい」とあいさつ。開会セレモニーでは、尾上流菊宣会の尾上菊有姫さんが祝儀舞として「八千代獅子」、宗教法人大本の信者らが「八雲琴」をそれぞれ披露した。

 続いて講演に立った畠山さんは、家業であるカキ養殖の傍ら平成元年から続けている「森は海の恋人運動」(森への植樹活動)を中心に話を展開。

 カキの餌となる植物プランクトンは、森から流れる養分によって育つこと、また森を守ることが川の流域の農業や人間の健康にも重要な意味を持つことを、最新の研究成果も交えて説明した。

 更に、その活動のことが高校の英語の教科書で紹介されたり、国連から表彰されるなど広がりを見せていることも話しながら、「海、川、人のために森をちゃんとしておくことがいかに重要か、由良川流域の綾部の人たちにも知っていただきたい。森はまさに『大本』なんです」と締めくくった。



2013.05.13pickup01

稲木干しの風景復活へ

五泉町 市志地区の住民グループ

第1弾として都市住民らと手植えによる田植え

市志の住民グループ

住民らの指導を受けて田植えを楽しむ参加者ら。奥にあるのが秋に使う稲木(五泉町で)

 五泉町市志地区の活性化に取り組む住民グループ「水源の里・市志活性化事業」(阪田薫代表)が、昔ながらの「稲木干し」のある里山風景を、一般参加者とともにイベントを通して復活させる企画をしている。11日には最初の行事として「田植え体験」を開催。雨天の中、府内外から約30人が参加し、手作業の田植えに挑戦した。

 収穫した稲を稲木に掛けて天日乾燥する「稲木干し」は、コンバインの普及で近年急速に姿を消し、市志地区でも一昨年を最後にやる人がいなくなった。

 そこで、同グループではその風景を復活させて多くの人に見に来てもらうことで地域を活性化しようと計画。府の支援事業を利用して参加者を広く募集し、都市農村交流も兼ねたイベントに仕立てた。

 インターネットなどを通じて募集したところ、京都府南部、大阪、滋賀など遠方からも多数が参加。JR京都駅から送迎バスも出して、現地へと招いた。

 使用する田んぼは、地元住民から借りた4枚(約1500平方㍍)。参加者らは一列に並び、田植え縄を目印に手作業で苗を植える昔ながらの作業での田植えに挑戦した。

 大阪府茨木市から娘と参加した石川薫さんは「初めてだが、思ったより簡単」とニッコリ。気合たっぷりに裸足で田に入った宇治市の谷口佳子さんは「足が冷たいけど、10年ぶりの田植えで気持ちいい」と作業を楽しんでいた。

 次回は9月上旬ごろ、収穫と稲木干しの体験イベントを計画。田んぼには高さ4㍍、幅18㍍ほどの稲木が組まれたままで残っている。そこに稲を干した風景が10日間くらいは楽しめる予定。

 阪田代表は「田んぼの用水に谷水を使っているので夏枯れだけが心配だが、秋にもたくさんの方に市志に来ていただきたい」と話していた。



2013.05.13pickup02

雨の中、親子でつる挿し

綾高東分校 初の体験講座始める

東分校初の体験講座

東分校の生徒に教わりながら、サツマイモのつるを植える児童ら(川糸町で)

 川糸町の綾部高校東分校で11日、市内の小学5、6年生を対象にした「親子チャレンジ体験講座」が開かれ、児童5人と保護者らが同校農場でサツマイモのつるの植え込みや茶摘みなどに挑戦した。

 この講座は、児童らに農業の楽しさや達成感を知ってもらおうと、東分校が今年初めて企画したもの。小中学校などからの依頼で交流する機会はあったが、学校側が交流行事を主催するのは初の試み。

 この日は、綾部と中筋、豊里、上林の4小学校の児童らが参加。サツマイモのつる植えでは、雨で土がぬかるむ中、かっぱ姿で畑へ。講師となった生徒から「50㌢間隔で」「葉っぱが埋まらないように」などと説明を受け、手も足も土まみれにしながら、真剣な表情で作業に取り組んでいた。

 講座は11月までに計6回を計画。今後は農作業、由良川の水質・水生生物調査、ポップコーン作りなどが随時予定され、同校では、各小学校を通じて参加者を募集していく。



2013.05.10pickup01

拉致問題を考え合おう!

18日、I・Tビルで講演会

18日にI・Tビルで拉致問題を考える講演会

有本恵子さんの両親の明弘さんと嘉代子さんは、平成16年2月にも来綾。市民らに拉致問題解決に向けて支援を訴えた(西町1丁目のI・Tビルで)

 北朝鮮の人権侵害の実態を調べる調査委員会設置の決議案を、国連人権理事会が3月21日に全会一致で採択するといった国際情勢の中、北朝鮮による日本人拉致問題について考える講演会が18日午前10時から西町1丁目のI・Tビルで開かれる。

 主催は拉致問題を考える講演会綾部実行委員会で、共催は綾部商工会議所と日本会議・京都北部支部、横田めぐみさん等被拉致日本人を救出する京都会。

 講師は、昭和58年に留学先のヨーロッパで拉致された有本恵子さん(当時23歳)の父、明弘さん(84)と母の嘉代子さん(87)と、「北朝鮮に拉致された日本人の救出を支援する京都府議会の会」の初代会長の西田昌司・参議院議員。

 当日の開場は午前9時半。入場無料だが、入場整理券が必要。問い合わせは芦田呉服店(西町1丁目、電話42・0033)へ。



2013.05.10pickup02

10年を節目に新たなスタート

一人暮らしの交流グループ 「椰子の実」

組織運営を「簡素化」

一人暮らしの交流グループ「椰子の実」が発足10年目

会員58人が出席して開かれた10回目の総会(里町で)

 年齢や性別を問わず、一人暮らしの人たちが様々な活動を通して交流しているグループ「椰子の実」(足立美代子会長)は、今年で発足10年目を迎える。8日に里町の清山荘で開いた総会で、今後はグループ単位での活動を主にすることなどを決め、新たなスタートを切った。

 配偶者を亡くすなどの理由で一人暮らしになった人同士が精神的に支え合うことを目的に、同グループは平成16年7月に発足。会員らは年1回の総会のほか、食事会や旅行、カラオケ、花つくり、グラウンドゴルフ、おしゃべり会の計6グループの活動に参加しながら、仲間作りを図っている。

 発足当初の会員数は87人。この間、100人を超えた時期もあった。現在の会員は82人。しかし、会員の高齢化に伴って本部役員や班長、グループ長らの負担が大きくなってきたため、10年目の節目となる今年から組織を「簡素化」させることにした。

 具体的には本部を廃止し、「椰子の実」の傘下の各グループが独自に柔軟な活動を行うというもの。また、会員から徴収してきた年会費を止め、グループ活動に参加する際の実費だけに改めた。

 今後は現在のグループに加え、新たなグループを増やしていくほか、グループ長会などを随時、開催しながら、会員同士の横の連携を図っていく。

 総会には58人が出席。物故会員に対して黙とうをささげたあと、あいさつに立った足立会長は「元気な高齢者の『居場所』を作りたいという思いで、この会を立ち上げた」と発足当時のことを振り返りながら、新たな運営への協力を呼びかけた。



2013.05.08pickup01

70人が生葉を手摘み

小西町で品評会用に

小西茶業組合が茶摘みを行った

小西町の住民らと一緒に山崎市長(右)も茶摘みに取り組んだ=同町で

 綾部の茶所として知られる小西町の茶園で5日、小西茶業組合(大槻勲組合長)が茶摘みを行った。この日摘み取られた「やぶきた」の生葉53㌔は、同日中に位田町にある製茶工場で玉露に加工された。製茶は6月に舞鶴市で開かれる両丹茶品評会に出品される。

 府中丹東農業改良普及センターは今年、昨年より10日早い4月6日に綾部市内での茶の萌芽宣言を出した。同組合の茶摘みも昨年より8日早いが、時期としては平年並みという。

 今年の品評会用の茶葉の出来具合について村上弘一副組合長によると、「4月の低温の影響で芽は小さいものの、生葉をかじると甘みもあり、うま味が凝縮された良いお茶ができそうだ」という。

 約9㌃の茶園で行われた茶摘みの作業には、同町の茶農家18軒のほか、地元住民や住民の知人ら合わせて70人ほどが参加。山崎善也市長も協力し、黒いシートで覆われた茶園で丁寧に若葉を摘み取っていた。

 同組合では今月中旬から、出荷用の玉露の茶摘みを始める予定。



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