2013.03.29pickup01

「みせんバス」運転手を増やそう!

過疎地有償運送の初の講習

NPO於与岐みせん

みせんバス

上野理事長(右端)から「みせんバス」の車両についての説明を聴く受講者たち=於与岐町で

 「みせんバス」の自主運行を始めて今年5月で3年目を迎えるNPO法人・於与岐みせん(上野司理事長)はこのほど、国土交通大臣認定の運転者講習を初めて独自で開いた。

 同法人は平成22年5月から、過疎地有償運送事業となる「みせんバス」の運行を開始。車両は10人乗りのワゴン車で、毎週月・水・金曜に同町―市街地間を一日3往復している。

 バスに乗車できるのは同法人会員となる同町の住民だけ。昨年4月から今年1月までの10カ月間、1カ月の平均乗客数は90人余りで、バスは特に高齢者らにとって不可欠な交通手段となっている。

 道路運送法の施行規則でバスを運転できるのは、第二種免許所持者か、国交大臣が認定した講習を受講した普通免許を持っている人。「みせんバス」は現在、第二種免許を持つ住民3人が交代で運転している。

 更に運転できる人を確保しておくため、普通免許を持つ同法人の役員らが市外で開かれる講習を受講してきた。同法人は身近な所で講習が開催できるように昨年11月、国交省へ申請。今年1月29日に認定を受けた。

 国交省への登録が必要となる自家用車による有償運送の中には、市町村運営有償運送や福祉有償運送などがあるが、過疎地有償運送の運転者講習を行っている所は全国でほとんどないという。同法人は、過疎地有償運送用の独自のテキストも作成した。

 3月20日に行われた1回目の講習には4人が受講。講義では瀧花利朗副理事長が、テキストを基にしながら、関係法令や運転手の心構えなどについて説明した。実技では可動ステップが装備されていることなど、車両の特徴について上野理事長が説明したあと、同町内を一人ひとり運転した。

 今回の講習によって、「みせんバス」を運転できる人が16人になった。上野理事長は「バスの運行を続けていくために、今後も講習を開いていきたい」と話していた。 



2013.03.29pickup02

 2年目は収穫と交流の年に

市シルバー人材センターとサポステが研修会で意見交換

厚労省の「遊休農地・青少年健全育成事業」

シルバーとサポステが研修会

市シルバー人材センターとサポステの会員、スタッフらが集まって開かれた研修会(宮代町で)

 昨年4月から「遊休農地・青少年健全育成事業」に取り組んでいる市シルバー人材センター(松本哲郎理事長)と、あやべ若者サポートステーション(略称・サポステ、藤大慶センター長)は28日、宮代町の市民ホールで研修会を開いた。一年間の事業報告などをしたほか、集まった約20人の会員やスタッフらが意見交換をした。

 この事業は、厚生労働省から委託されたもので、シニアとの世代間交流を通じて若者の社会的自立支援を促進させるのが狙い。今年度は、山家地区の上原と下原両町、口上林地区の武吉町にある遊休農地延べ46㌃でヨモギの栽培や加工などの体験をした。

 一年間の事業報告をしたサポステのスタッフは成果や課題とともに、「人との触れあいが楽しかった」「年配の方々が生き生きとしていた」「褒められると嬉(うれ)しい」といった参加者の声を紹介。次年度に向けては、シルバー人材センターの会員が講師になったカルチャースクールの開設なども提案した。

 シルバー人材センターは、次年度も遊休農地でヨモギを植え付けるほか、サツマイモやカボチャなどを新たに栽培していく計画を発表し、「2年目は収穫と交流の年にしたい」と意気込みを示した。



2013.03.27pickup01

青木純子さんら2人に感謝状

市消防本部 救助、救命活動に対して

市消防本部が2人に感謝状

荒木消防長から感謝状を受ける青木さん(左)=味方町で

 交通事故を目撃し、119番通報するとともに、けがを負った運転者を車外に救出し、救急車が到着するまで適切な応急手当てを施すなど「救命の連鎖」を実践したとして、市消防本部は25日夜、味方町の市消防庁舎で味方町の青木純子(すみこ)さん(55)と福知山市石原の村尾元(はじめ)さん(31)の2人に感謝状を贈った。

 今月16日、味方町の市道交差点で84歳の男性運転の軽自動車が法面に衝突する事故が発生。応急手当インストラクターとして救命講習会で指導にも当たっている青木さんは、男性の容態を観察しながら、胸骨圧迫の応急手当てを実施した。

 このあと、男性は市消防本部が出動要請したドクターヘリで兵庫県内の病院に運ばれたが、約4時間半後に亡くなった。

 贈呈式で感謝状を手渡したあと、荒木敏文・市消防長は、①119番通報②心肺蘇生③除細動④医師の措置―の順に行われる「救命の連鎖」について説明しながら、「今回は①と②をお二人に実践して頂いた。今後とも、このような事案に遭遇されたら、救命活動をお願いしたい」と述べた。



2013.03.27pickup02

綾部のPRビデオをお披露目

綾部混声合唱団 5月の発売を前に松寿苑で

綾部混声合唱団が松寿苑でビデオ披露

ビデオにも収録されている「ふるさと」を合唱する団員たち(田野町で)

 綾部混声合唱団(大槻綾子団長、28人)が制作してきた、綾部の自然や心の豊かさを合唱と映像でPRするビデオの編集作業がこのほど、終わった。24日には田野町の松寿苑で行った慰問コンサートの中で、出来たばかりの作品の映像が施設の利用者らにお披露目された。

 同合唱団は一昨年に市内で国民文化祭の合唱祭が開催されたのを契機に、合唱を通して綾部をPRしようと計画。綾部の名所を歌とともに紹介するビデオの制作を発案し、実行委員会(石原信明委員長)を組織した。府地域力再生プロジェクト支援事業の採択も受け、昨年1月ごろから作業を進めてきた。

 DVDのタイトルは「心やすらぐあやべ 歌声にのせて」。「春の小川」や「里の秋」「冬の夜」など四季を題材にした唱歌を始め、市制施行50周年曲「ふるさとあやべ」や「黒谷の紙すき唄」など全30曲に合わせ、綾部の観光名所や祭り、四季折々の風景を収録した。収録時間は約50分。

 この日は、施設の利用者ら約100人の前で、全30曲のうち11曲分を放映。「もみじ」の歌に合わせて安国寺や大本神苑の秋景色が登場したり、「ふるさとあやべ」の曲に由良川の景色が流れるなど、懐かしい記憶が蘇(よみがえ)る映像とあって、利用者らも大喜びだった。また、団員らは収録曲を生演奏した。

 初めての上映で好感触を得た石原実行委員長は、「制作は大変だったが楽しかった。外に出る機会の少ない年配の方や、古里を離れて生活されている方々に見て頂ければ」と話していた。同合唱団は、このDVDを5月1日に発売する予定。



2013.03.25pickup01

2年後の生産面積200㌶に

府が飼料用米の栽培セミナー

飼料用米セミナー

メーカーの担当者から農業機械の説明を聴く参加者たち(位田町で)

 家畜の餌として使う飼料用米の普及を目指す府はこのほど、位田町の府農林水産技術センター畜産センターでセミナーを開いた。中丹地域の稲作農家や行政関係者ら約30人が参加し、飼料用米の情勢や栽培技術などについて学んだ。

 府内の飼料用米の生産面積は、「戸別所得補償モデル事業」を契機に年々増えている状況で、今年度は92㌶となっている。飼料用米の栽培は、高騰する輸入飼料の代替品としてだけでなく、農家の所得向上や耕作放棄地の解消にも役立っているという。

 セミナーでは、府畜産課の職員が「飼料用米は7割強が採卵鶏で利用されているが、今後はブロイラーや豚などにも需要が伸びていくと予想される。栽培をお考えの方は府などの関係機関に相談してほしい」と述べ、生産面積を27年度に200㌶まで拡大する目標も示した。

 また、府中丹西農業改良普及センターの職員は栽培技術のほかに、低コスト生産に向いている専用品種を紹介した。このあと、メーカーの担当者による農業機械や飼料用米粉砕機の実演があり、参加者たちは興味深く見学していた。



2013.03.25pickup02

綾部でも桜が開花

私市円山古墳や並松町などで

私市円山古墳公園の桜

私市円山古墳公園内に20年前、本社が寄贈したシダレザクラ(25日午前9時ごろ)

 舞鶴海洋気象台は25日、舞鶴市での桜(ソメイヨシノ)の開花宣言を行ったが、綾部市内でも市街地の由良川沿いなどで桜が次々と開花し始めている。同気象台によると、舞鶴市内の桜の開花は昨年より15日早く、平年の4月3日よりも9日早い。

 同気象台が標本木にしているのは気象台がある舞鶴港湾合同庁舎のソメイヨシノ。この桜の木1本の花びらが5、6輪開くと「桜の開花を観測した」と発表している。

 同気象台は綾部市内では桜の開花を観測していないが、25日には並松町の府道わきの由良川べりでソメイヨシノの古木が1本に10輪以上咲いている桜も何本か見られる。

 また私市町の私市円山古墳公園では、20年前に本社があやべ市民新聞創刊10周年を記念して桜の若木約50本(100万円相当)を寄贈した。その中のシダレザクラ2本が25日にはピンクの花弁を次々と開き始めており、今週末には満開の見ごろを迎えそうだ。

 一方、本社には22日、明知町の堀口達也市議から「事務所横のソメイヨシノが昨年より一週間早く開花しました」と報告があった。



2013.03.22pickup01

市街地にもイカル

四方國裕さんが撮影 市民センター横で

イカルの情報を パオとFM

市街地にイカル

えさを取り合う2羽のイカル(19日、並松町で)=四方さん撮影

 市の鳥「イカル」は、市街地にもいます―。趣味で野鳥の写真を撮り続けている四方國裕さん(68)=宮代町=は19日、並松町の市民センター横でイカルの姿を写真に収めた。

 四方さんは同日の朝、市民センター前を通った時、イカルを見かけた。自宅に帰り、カメラを手に再び、現地へ。約50㍍離れた所からカメラに付けた840㍉の望遠レンズをイカルに向けた。

 撮影は午前9時から始め、約2時間でシャッターを押した回数は約350回。現場近くは現在、下水道工事の迂回路(うかいろ)になっているため、車の通行量が多いが、イカルは堂々と木の実などを食べていたという。

 市天文館・パオとエフエムあやべは、今年も「ディスカバー・イカル・キャンペーン」を現在、実施中。4月30日まで、イカルの目撃情報の提供を呼びかけている。情報提供者には記念品を進呈する。問い合わせはパオ(電話42・8080)かエフエムあやべ(電話42・9988)へ。



2013.03.22pickup02

梅原隆さんらに表彰状

本社後援 あやべ観光写真コンテスト

27日から入賞作を観光案内所に展示

観光写真コンテスト

山崎市長から大賞の表彰状を受ける梅原さん(左)=並松町で

 市観光協会(西村之宏会長)主催の第12回「あやべ観光写真コンテスト」(あやべ市民新聞社など後援)の表彰式が21日、並松町の市民センター多目的ホールで開かれた。

 今回は53人から165点の作品の応募があった。日本写真家協会会員の神崎順一さんを審査委員長に審査した結果、大賞(市長長)には梅原隆さん=上野町=の「節分の街」が選ばれた。このほかの入賞作品数は特選が5点、入選が15点。

 表彰式には山崎善也市長も出席。西村会長のあいさつに続き、入賞者に表彰状などが手渡された。また、神崎さんが入賞作品について講評した。入賞作品は、27日から約1カ月間、駅前通のあやべ観光案内所に展示される。



2013.03.20pickup01

「春一番」で鳥居が倒壊

位田町の御手槻神社

春の嵐で御手槻神社の鳥居が倒壊

強風のため、倒壊した御手槻神社の鳥居(19日、位田町で)

 「春一番」の強風に見舞われた18日午前、位田町の御手槻神社の鳥居が倒壊した。鳥居は高さ約4㍍、幅約3㍍の木製。柱が腐食し、根元部分が折れた状態になった。神社関係者たちは20日に撤去作業を行うほか、再建に向けて今後、検討することにしている。

 同神社の氏子は位田町の上位田と中位田自治会、岡倉自治会の一部。同神社の創建は定かではないが、歴史は古い。総代の田中晃さんによると、現在の鳥居が建てられたのは「江戸時代ではないか」という。30年前には鳥居の基礎部分の補強工事も行われた。

 同神社は、市水道事業所近くの旧府道舞鶴綾部福知山線沿いにある。鳥居は強い風にあおられ、境内側に倒れたが、他の建造物などへの被害はなかった。

 田中さんは「鳥居を建て直す場合、お金のことも考えなければならない。役員のみなさんと相談していきたい」と話していた。



2013.03.20pickup02

20、30代の15人が修了

京都若手農業経営者塾

若手農業経営塾15人修了

経営理念や事業計画などについて発表する受講者(位田町で)

 府が「年商1億円」の農業経営者の育成を目的に昨年9月末に開講した「京都若手農業経営者塾」の修了式がこのほど、位田町の府立農業大学校で行われ、15人に修了証書が交付された。

 同塾を受講したのは綾部や亀岡、京丹後、南丹、八幡など府内各地で農業に従事している20、30代の人たち。昨年9月26日の開講以降、計6回の講座で講義やグループワークなど通して農業経営のノウハウを学んできた。

 この日、修了式の前に受講生たちは、これまでの講座を基にしながら、作成した今後の事業計画に関して発表。一人ひとり現在の農業経営の状況や経営理念、将来の経営ビジョンなどについてパワーポイントを使って説明した。

 受講生のうち、約90年前から亀岡市内で野菜苗や花苗などを生産している藤村種苗園の藤村早苗さんは、家庭菜園に関心がある人らを対象に栽培技術の指導も交えた貸農園事業を展開する計画について述べた。

 同塾には綾部市内から山村裕二さんと高橋智大さん、橋本登美雄さんの3人が受講。また、同校の卒業生でもある岡田芳洋さん=京丹後市=と中川高志さん=相楽郡精華町=も同塾を修了した。



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