2013.01.30pickup01

人材こそ地域の宝!

奥上林で地域づくり講演会

奥上林講演

桂准教授の話に耳を傾ける住民ら(睦寄町で)

 京都府立大学の桂明宏准教授を講師に招いて「集落再生の道を探る」と題した講演会が27日、睦寄町のあやべ青少年山の家・研修館で開かれ、奥上林地区の住民ら約60人が耳を傾けた。

 地域の抱える課題と打開策をお互いに学び、新たな村おこしにつなげる場にしようと、奥上林地域振興協議会(橋本正己会長)と水源の里連絡協議会(酒井聖義会長)が主催した。

 農業経済学、農業・農村政策論が専門の桂准教授は講演で、「地域づくりの本来の目的は、ここに住んでよかったなあと、みんなが思える地域にすること。地域の絆(きずな)を取り戻すことではないか」とした。

 その上で、「やっぱり人。人材こそ地域の宝。そして、わが地域がよくなってほしいという気持ち。気持ちは伝染します。それが重要です」などと持論を展開した。



2013.01.30pickup02

小学生たちが綾高を〝探検〟

中筋小6年生 キャリア教育で

授業の見学やパソコン体験も

綾高

コンピューター室でパソコン操作を体験する小学生たち(岡町で)

 

 綾高って、どんな所? 中筋小学校(大島町、福井圭介校長)の6年生たちが29日、岡町の綾部高校(福井真介校長)の本校を訪れ、授業の様子などを見学しながら、高校生活の一端に触れた。

 中筋小ではキャリア教育の一環で高校について知ろうと、校区内にある綾高を訪問することになった。綾高の本校では中学生を対象にした入学説明会などを行っているが、小学生の〝視察〟は今回初めて。

 小学生たちは陸上大会などで同校のグラウンドに来たことがあるが、校舎の中に入るのは「初めて」という子がほとんどだった。

 最初に視聴覚教室で深田聡副校長が「綾高は府北部で一番大きい高校。今日は学校のいろいろな所も見てほしい」とあいさつ。高校生活の概要について話を聴いたあと、第1体育館へ移動した小学生たちの前で普通科Ⅲ類(体育系)の2年生たちが太鼓演奏を披露した。

 引き続き、小学生たちは4班に分かれ、校舎内を〝探検〟。スタインベルグ社製のピアノがある音楽室での音楽の授業や、第2体育館でのバスケットボールの体育の授業を見学したほか、図書室で本を読んだり、コンピューター室でパソコン操作も体験した。



2013.01.28pickup01

不動明王大祭で「大護摩供奉修」

寺町の真言宗正暦寺

先着500人に初の福引も

正暦寺

婦人部の女性から「大根炊き」の接待を受ける人たち(28日午前9時半すぎ、寺町で)

寺町の真言宗正暦寺(玉川正信住職)で28日、恒例の「那智山不動明王大祭」が営まれ、大護摩供奉修で参拝者の所願成就や交通安全などが祈願された。

この日午前中は時折、小雪が舞う中、同寺には三々五々参拝者が訪れた。本堂では「四国八十八カ所霊場お砂踏み法会」が催され、霊場寺の砂袋を踏んで「無病息災」や「家内安全」などを願う人たちの姿も見られた。

境内では檀家の婦人会の人たちが「大根炊き」の接待。参拝者たちはあつあつのダイコンを味わって体を温めていた。

今年は初めて催された福引では、高野山真言宗管長親筆の書(特等)や食事券といった「福」が用意されていた。



2013.01.28pickup02

西方町の新旧住民

シシ鍋つつき、交流

1年足らずで5世帯のIターン

「まだ右も左も分からない」

「昼間の西方を知りません」

西方町Iターン交流会

Iターン者の自己紹介を聴く参加者たち(西方町で)

 昨年から今年にかけてわずか1年足らずで5世帯のIターン者を受け入れた西方町で、新規住民と地元住民との懇親を深める会が27日、地元の公会堂で約50人が集って初めて行われ、それぞれの家庭からおかずを持ち寄ったり、イノシシ肉と野菜の温かい鍋をつつき合ったりしながら会話に花を咲かせた。

 「西方の恵みを囲んでの交流会」と銘打ったこの催しは、「コ宝ネット西方」(世話人=安喰健一さん、村上幸子さん、山中衛さん)が呼びかけ、同町自治会(木村勝利会長)の協力を得て開いた。

 大阪から綾部に移り住み、5年前に西方町に居を構えた安喰さん(40)らは「硬い話ではなく、楽な気持ちで話し、交流の輪が広がる時間が共有できたら」との思いで企画。この日はIターンした5世帯と地元住民、更に子どもたちも10人余りが参加して盛り上げた。

 「なかなか地元の人と顔を合わせる機会、顔を覚える機会がない」というIターン者ら。自己紹介では「まだ右も左も分かりません」「村のことがまだ分からないので教えて下さい」「朝、仕事に出かけ、夜、帰ってくるので昼間の西方を知りません」などの声が聞かれた。

 このあと、参加者らは「西方の恵み」を囲んで楽しいひとときを過ごした。同町では今後も近いうちに2世帯の移住が予定されている。



2013.01.25pickup01

 

予約の締め切り迫る!

本紙30周年記念出版

タカラガイの壷

1月31日まで電話でも

タカラガイの壺

17年間の人気連載コラム「由良川考古学散歩」がベースで同一ライターの48編を選抜、手を加えた「タカラガイの壷」(束見本の表紙)

 
  あやべ市民新聞の創刊30周年記念出版「タカラガイの壷」は、先行予約の締め切りまで残り1週間を切りました。2千部限定(増刷なし)で、24日現在、残りは1千部余り。特別価格で手に入るこの機会に、ぜひお申し込みください。締め切りは1月31日。

 「タカラガイの壷」は、本紙などで17年間にわたり連載した歴史随筆「由良川考古学散歩」(全200編)の中から、48編を選抜した単行本。

 当時は中丹3市で遺跡の発掘調査に携わる専門職の方々に交代で執筆していただきましたが、文章表現に統一性を持たせるため、今回は綾部市資料館の近澤豊明さんの作品を選抜。この出版のため、文章などに手を加えてもらいました。

 由良川流域の古代遺跡を材料にしながらも、普遍的な歴史の夢やロマンが楽しめる1冊。堅苦しくなりがちな分野の話題を、ユニークな発想と軽妙な筆致で楽しめる全国的にも珍しい作品です。

 B6判153㌻、ソフトカバー。定価1260円ですが、今なら先行予約の特別価格として、配達(郵送)の場合は1000円、さらに本社まで取りに来ていただければ900円で販売します(いずれも税込み)。

 ご希望の方は弊社まで電話(42・1125)、FAX(42・1049)、はがきのいずれかでお申し込みください。本のお引き渡し、お届けは2月1日以降となります。

  あやべ市民新聞社



2013.01.25pickup02

雪かきとかまくら作り

2月2日、睦寄町の古屋で

 睦寄町の古屋地区を応援するボランティアグループ「古屋でがんばろう会」(秋山道男代表)は2月2日、同地区内で行う雪かき作業などの参加者を募集している。

 同地区では、昨年12月から何度か雪が降っており、今冬も1㍍程度の積雪が予想されている。そこで同会は同地区の生活環境を守ろうと、昨年に続いて集落内道路などの雪かきをして住民たちを支援する。

 当日は午前10時半に古屋公民館に集合する。雪かき作業と昼食後は、かまくら作りなど古屋の冬を満喫できる企画が用意されている。名物の「トチ餅ぜんざい」も味わうことができる。終了は午後3時の予定。

 参加無料だが、初めての人は傷害保険料として300円が必要。長靴や防寒着、昼食などは各自持参で。

 申し込みは31日までに府中丹広域振興局地域づくり推進室地域活性化担当(電話0773・62・2505、FAX0773・62・2859)へ。



2013.01.23pickup01

「線引き」見直しの提言も

都市計画マスタープラン

策定委が市長に提出

都市計画マスタープラン

山崎市長に提言書を手渡す尾上委員長(右)=市役所市長応接室で

綾部市のまちづくりの基本方針となる「都市計画マスタープラン」について議論・検討してきた策定委員会(委員長=尾上亮介・舞鶴工業高等専門学校教授、9人)は22日、山崎善也市長に「策定に関する提言」を提出した。同委員会が提言した計画案には、「実現化の方策」として市街化区域と市街化調整区域の区域区分、いわゆる「線引き」を「廃止する方向で検討する」といったことも盛り込まれている。

綾部市で都市計画法の適用が始まったのは昭和31年12月から。市は口・中・奥上林を除く全地域を都市計画区域に指定し、市街化調整区域では土地利用の制限も行ってきた。

しかし、少子・高齢化や人口減少の進行や、経済・雇用環境の変化などの社会情勢を踏まえながら、第5次市総合計画に沿った具体的な都市づくりを進めていくため、市は都市計画マスタープランの策定事業を平成23年度からスタートさせた。

市民らの意見を反映させるため、学識経験者や関係団体の代表、関係行政機関の職員で構成する策定委員会が平成23年11月に発足。昨年12月までに計6回の会議を行い、総合的な視点で検討してきた。

同委員会は、23年12月に行われた市民アンケートの結果のほか、マスタープラン案の中間報告に関するパブリックコメント(提出者8人)や、市内12カ所で開催した地区別説明会(参加者延べ229人)で出された意見や要望なども参考にしながら、提言をまとめた。

※記事を抜粋。全文は本紙で。



2013.01.23pickup02

小豆入り「ろくともち」を試食

地域食材を育てる会が交流会

地域食材を育てる会

「今昔ろくともち」などを試食する参加者たち(多田町で)

 地元産の野菜などを使った郷土食の伝承・普及活動などに取り組んでいる「地域食材を育てる会」(山田治栄会長)は22日、多田町の市農業振興センターで交流会を開いた。

 会員と市民ら合わせて約50人が参加した交流会では、初めに財団法人・美山町自然文化村の常務理事で支配人の髙御堂厚さんが「京都美山の伝統食による町の活性化」をテーマに講演した。

 髙御堂さんは、正月に食べられている小豆粥に餅を入れた「山姥粥(やまんばがゆ)」などの美山町の郷土料理を紹介。その名称の由来について説明しながら、「料理のストーリーも大切にしてほしい」と述べた。

 また、家庭や地域で目的や必然性がないと伝統食が作られなくなり、忘れられてしまう恐れがある中、美山町での料理の伝承の取り組みや、鹿肉料理が美山町の新たな名物料理になりつつあることも話した。

 講演会後、同会が考案した料理の試食会が行われた。メニューは、同会が昨秋の「あやべB級グルメフェスタ」で販売した「今昔ろくともち」の団子に小豆を入れたものと、小豆の白和え。 参加者たちは料理を味わったあと、グループに分かれて感想や意見を出し合った。



2013.01.21pickup01

京都工繊大の留学生

雪の綾部で研修体験

NPO北近畿みらいモニターツアーで

北近畿みらいモニターツアー

グンゼ記念館内を見学する留学生ら(青野町で)

 

 京都工芸繊維大学(京都市左京区)の留学生ら30人が18日、青野町のグンゼ記念館を見学したり、十倉名畑町の「黒谷和紙工芸の里」で紙すきを体験するなど、綾部市内で様々な研修体験をした。

 この研修体験は、NPO法人北近畿みらい(四方八洲男理事長)が着地型観光のモニターツアーとして企画したもの。

 外国の人たちに府北部の魅力を知ってもらおうと、同法人は昨年8月にも龍谷大学の留学生18人を招いたツアーを綾部市内で行った。今回のツアーは同大学と府、綾部市、市観光協会が共催した。

 今回参加したのは中国やベトナム、フランス、フィンランド、マレーシアなど8カ国の留学生たち。同日朝、京都駅からJR山陰線の普通電車に乗り、綾部へやってきた。降り積もった雪の影響で、到着時刻が予定より5分ほど遅れた。

 一行は最初にグンゼ記念館を訪問。同社の創業精神のほか、繊維関係以外にタッチパネルフィルムや人工皮膚といった製品も手掛けている現在の事業内容について説明を受けた。同館2階に展示されている創業当時の「座繰機」(復元)は、関心を集めていた。

 この日は睦寄町のあやべ温泉・二王館に宿泊。翌19日は南丹市美山町を訪れた。



2013.01.21pickup02

火災9件、損害額1487万円

昨年の火災救急救助統計 救急車出動は1553件

 市消防本部はこのほど、平成24年の火災救急救助統計をまとまた。綾部市内で昨年1年間に発生した火災は9件で前年より7件減ったが、損害見積額は前年と比べて約500万円増の1487万円になった。救急車の出動は1553件あり、1507人を搬送。出動件数は前年より24件、搬送人数は19人増えたが、これまで最多だった平成22年(1605件)より下回った。

 発生した火災を種別でみると、建物火災が3件、林野火災と車両火災がそれぞれ1件、その他が4件だった。出火原因で「たき火」(4件)が最も多く、このほかは「たばこ」「虫焼火」「車両ブレーキの摩擦熱」「放火」が各1件で、「不明」が1件あった。火災で2人が亡くなった。

 救急車の出動内容で最も多かったのは「急病」の1016件で、全体の約65%を占めた。次いで多かったのは「一般負傷」の225件で、「交通事故」の148件、「転院」の126件と続く。

 搬送した人を年代別でみると、全体の7割を占めたのは65歳以上の高齢者(1093人)。成人(18歳以上65歳未満)が330人、少年(7歳以上18歳未満)が45人、乳幼児(生後28日以上7歳未満)が31人、新生児(生後28日未満)が8人だった。

 平成22年4月から運行が始まったドクターヘリに関して、市消防本部は昨年、39件の出動を要請。うち17件でドクターヘリによって患者が公立豊岡病院や福知山市民病院などの医療機関に搬送された。出動要請件数は前年と同数だったが、搬送人数は前年より9人減った。

 昨年の救助出動件数は、交通事故=10件▽機械による事故=2件▽建物等による事故=1件▽水難事故=1件▽その他の事故=1件―の計15件。前年より7件減った。

 また、市消防本部の昨年1年間の受信総数は前年比124件増の5853件で、うち火災や救急、救助などの緊急通報は1749件となった。一方、いたずらが11件、間違いが80件あった。119番通報は5035件で、約1割が携帯電話からだった。



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